父の会社に入り、会社経営に必要な知識を吸収するために以前よりも本を読む機会は増えた。
これまでの僕は「本はやっぱ紙でしょ!」というスタンスをとっていた。
理由は単純で
- 読んだあとに積み上がってたり、机に並んでたりすると読んだ感があってカッコいい。
- ページをめくっている感じがなんかカッコいい、心地いい。
てな具合だ。総括するとカッコつけたかっただけだ。アホだ。
読みもしないのにちょっとしたおでかけや旅行にも本を持ち歩く。しかも文庫本じゃなくてちょっとハードめの本だったりする。ますますアホだ。
今回はそんな僕がひょんなことからkindle本(電子書籍)のメリットを感じ、実際kindle本を読み始めたので今後どう付き合っていくかも含め記事にしてみました。
まずはこの記事を書くに至ったキッカケから話をスタートしたいと思います。
手っ取り早くメリットだけ知りたいって方は以下のContentsから各章にアクセスしてください。
先日TwitterでLINEの田端 信太郎さんが取り上げていた本を早速購入しようとTweetに添付されていたAmazonのリンクを光の速さでクリックした。
大前さんの処女作にして最高傑作。世界中のビジネススクールでも読まれるコチラの本、全てのビジネスマンにオススメ。読んでない奴はバカ。>大前 研一 [新装版] 企業参謀〜戦略的思考とは何か https://t.co/DBEc49nx1f
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2017年11月11日
そこでびっくりしたのが、価格じゃなくてAmazonのポイント還元率だ。
上のリンクに飛んでもらうとわかるが、大前先生のkindle版は\1,620で売られている。で、僕の獲得したポイントが以下。
kindle本の方が紙の書籍よりも多少安いということは以前からもちろん知っていた。そりゃデータのやりとりで印刷・製本代とかないわけだから当たり前だよね、くらいの感じだったのだけどポイント還元率まで違うというのは知らなかった。
今回の「企業参謀」という本を例にすると還元率50%、実質半額だ。さらっと他の本も調べてみたが必ずしもkindle本の還元率が高いというわけではない(期間限定で還元率が高い期間もある)みたいだが確かにkindle本の方が低価格で還元率が良いという商品が存在しているようだ。
これまで僕は楽天と比べてAmazonはポイントが全然つかないな、という印象だったのでkindle本で還元率が高い商品を見たときちょっと衝撃だった。
「紙の本より低価格でポイント還元率も良いならkindle本買った方が良いじゃん。」
これがキッカケだ。
そんなこんなで田端さんオススメの本「企業参謀」を現在kindle本で読みはじめてみて価格・ポイント還元率の他にもいくつかメリットを感じたので紹介したいと思います。
メリットの前に一応僕の手元環境を紹介しておくと、電子書籍リーダーはAmazon Prime会員の特典をいかして4000円引きで購入したFireタブレットを使ってます。
※これまではお出かけ時のAmazon Primeビデオ再生端末としてだけ活躍していた代物ですw
僕が感じるkindle本のメリット
本章で使用している画像は「[新装版]企業参謀(戦略的思考とは何か)」の無料サンプルデータを使用しています。問題があればすぐに非公開にするなど対処させて頂きます。
①目次と各章がリンク付けされていてページアクセス性が良い
②現在全体の何%読了したか表示してくれる
➂読書の速さを計測し、読了までどのくらいの時間要するか表示してくれる
④不明な単語を選択するだけで意味を教えてくれる
⑤自分が読みやすいように文字サイズ、フォント、色のカスタマイズが可能
⑥同じkindle本を購入した人達が重要と思ってマークした文章がハイライトとして表示される
⑦紙の本にくらべ圧倒的にかさばらない(あたりまえ)
紙の本の良さ
一方、紙の本の良さを考えてみると、
- この良い本を知り合いにも読んでほしいといった時にプレゼントするならやっぱり紙の本かな。
(kindle用のギフトはAmazonギフト券をプレゼントするか、引き換えコードを相手にプレゼントする方法しかないみたい。ちょっとプレゼントとしては味気ないですね。。) - 紙の本であれば自分が読んだ後に「ちょっと読んでみ。」てな感じで本を貸し借り可能
- 本は古本(中古)として売買が可能
- あとやっぱり読んでる姿がカッコいいのは紙の本かな。(アホだ。)
歴史が古いってのもあるだろうけど、やはり紙の本の方が本を介したコミュニケーションが生まれやすいってことですね。
この紙の本の方がコミュニケーションが生まれやすいというのはキングコング西野亮廣さんの完全な受け売りでっす。(笑)
ここまで書いてて紙の本の特徴って言うとあと「図書館」かなーとふと思って、電子書籍の取り扱いとかしてるのかしらと調べてみると、、、
電子書籍の貸し出しをやってるとこがあるみたい。
図書館って地域住民の憩いの場で、あの本がずらーっと並んでる空間がなんとも異様で時間を忘れて落ち着く、時間と空間を提供している場所だからとことんオフラインで紙に拘るくらいでもいいかなと個人的には思うけど時代に追従しようとがんばってるんですね。
僕の中での図書館は昔から「精神と時の部屋」のような位置づけ。
漫画ドラゴンボールに登場する異空間。
時間の流れが外界とは違い、外界での1日が、この部屋の中では1年(365日)に相当する。短期間でパワーアップできる、修行に最適な環境。
ちょっと脱線した。話を戻します。
kindle本と紙の本との僕なりの付き合い方
まとめます。
僕の結論としてはバイブル・辞書のように使って、なるべく持ち歩きたいという本はkindle本を購入しFireやiPhoneで必要なときにどこでも確認できるというスタイルがいいのかなと思ってます。
また難解なビジネス書なんかも辞書へのアクセスが容易であり、ハイライト機能で他の読者が重要と感じた箇所がわかるkindle本で読んでみるのも良さそうです。
一方紙の本はやはり物体としてそこに存在し、表紙や紙の材質、匂い、ページをめくる音など本の内容以外で読者にアプローチできるという点はkindle本との最大の違いだと思います。
(なんと言ってもやはりカッコい・・・これ以上はやめておこうw)
紙の本は月日が経てば紙が劣化して破れたり、汚れたりする。それがまた持ち主からすると味わい深いものに感じて、たくさん読んだ大切な本ほど特別な一冊(思い出)になる。それが良いですよね。
子供に買い与える絵本なんかは絶対紙ですね!今の子供は2歳、3歳でもスマホ扱えちゃいますけど(スワイプ、拡大・縮小お手の物。Youtubeだって開けちゃうんだから)、紙の本の方が5感に訴えますから絶対紙ですね。(味覚はー・・と思ったけど小さい頃は本もしゃぶるからやっぱ5感に訴えるますね。)
まぁデータで与える親はほぼいないでしょうw
今回の記事はこんなところです。
今までkindle本(電子書籍)に手を出したことがなかった人もモノによってはデータでの購入も今後の選択肢にいれてみてはいかがでしょうか?
2017年も残すところあと1ヶ月。なかなかBlogの更新頻度があがりませんが、引き続き少しでも良いコンテンツを掲載できるようにがんばります。