道路規制情報をSNSで発信!!晩夏から年度末にかけて公共工事が本格化!

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- Release Date:2017/11/06
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「最近、やけに工事による道路規制が多いな。」

そんなふうに感じ始めたりしてませんか?

夏が終わる頃から其処彼処で徐々に公共工事が本格化し、道路状況も大きく動き始めます。

現在の公共工事は一年の間で閑散期、繁忙期がはっきりと存在している状況で(下図の資料参照)ちょうどこの記事を書いている11月頃からピークにさしかかります。

だからなんとなく「工事増えてるな。」と感じている方々は正解です。これは今の公共工事の発注サイクル上しかたがない。

(今回の話からは外れますので詳しい説明は割愛しますが、国はこの発注サイクルからくる工事量の偏りを平準化することで建設業をより良い方向にもっていけないかと考えているようです。)

クリックすると国交省の資料が開きます。(1ページの軽めの資料です。)

 

さて、今回はこの「道路規制」を一つ題材にして記事を書きました。
※本記事に出てくる工事は行政が発注する公共工事のことを指してます。

これまでの道路規制告知について

当社含め建設会社は行政(国、県、市など)から工事を受注すると、着手前に行政側担当者と打ち合わせを重ね、近隣住民の方々や現場周りの道路利用者の方々へのご迷惑が最小限になるように工法(方法)・工程(順番)を練るわけなんですが、それでも道路規制が発生してしまうケースがほとんどです。

※道路規制とは、「車線数減少」、「幅員減少」、「通行止め」等のこと。

そして大体道路規制とセットでおこなるのが、イライラしか生まないと評判の渋滞です。(渋滞を味方につけるようなサービスを考えだしたら勝ちだなーと最近少し考えてます。)

この道路規制を事前通知せずに実施するとセットで発生する渋滞に巻き込まれて

「大事な商談に遅刻する!」
「新幹線乗り遅れる!!」
「子供の延長保育料がかかっちゃう!!!!」

など多くの方に様々なご迷惑をかけることになるので行政と建設会社はこれまであらかじめ規制対象道路の周辺に工事看板を設置して『事前予告』という形で告知をしています。

みなさんもこのような看板を道路脇で一度は見たことがあるのではないでしょうか?

工事看板の一例。

 

予告の場合は、このように「予告」とマグネットで貼るケースが多いです。

 

ただこの工事看板という告知方法は毎日通勤・通学等で規制対象の道路を通っている方に対しては、非常に有効な方法である一方で、掲載できる情報が限られる点や情報の伝え方が一方通行であるデメリットも抱えていると僕は考えてます。

工事看板を見て「もっと詳しい情報が知りたいな」という方が、家に帰っていざGoogle検索しても基本的に情報はでてきません。生活道路(市町村道レベル)の道路規制についてほぼ誰も発信してないですから。

※高速道路や国道レベルだと詳しい情報が公開されてます。

 

道路規制情報をSNSで発信!!

そうしたときに、SNSで発信してみたら道路規制によってご迷惑がかかる方々に少しでもお役に立てないか、喜んでくれないだろうか、と初めてみたのがコレ↓です。

Facebook

Twitter

Instagram

 

当社が請け負っている公共工事現場周辺の道路規制情報をFacebook/Twitter/Instagramで発信を開始してみています。また一貫して関連する情報を検索できるように「#(ハッシュタグ)」で関連するSNSの投稿を確認して頂けるようにしています。

今回の工事の場合は「#下石田葵西線」です。そのことが少しでも認知頂けるようにBlogのTOP画像も11月版(↓の投稿)に変更して呼びかけさせて頂いてます。

 

実際にSNSで投稿してみた分かってきたこと

当初はSNSで発信することに対して少し不安を抱いていたのですが、実際やってみると、感謝の言葉や温かいコメントを頂けたり、渋滞状況をコメントしてくれる方がいたり、「~することは可能ですか?」、「いつまで規制かかりますか?」というような質問を頂けたりと、SNSを通して双方のコミュニケーションができ始めています。

特にコメント欄やメッセージ機能が気軽に質問できる窓口としての機能を果たしてくれたのは大きな収穫。

ただ、Google検索で検索ヒットさせるにはSNSの投稿だけだとまだ少し弱くて、やはり特設ページを作ってGoogle検索からのアクセス経路を作った方が良いという反省もありました。(これはこれから作ります!)

今後も引き続きなるべく多くの方々に情報が届くように情報の届け方についても試行錯誤していきたいと思っています。

まとめ

SNSを通して道路規制情報を発信することでこれまで一方通行であった情報が双方向のコミュニケーションへと変わってきています。これは地域の協力が必要不可欠な建設会社が地元地域の方々と関係性を築く方法として非常に有効であると感じているところです。

でもまだまだ発信者の僕自身の信用力も地元の方々との交流も全然足りてないのでまずは興味を持ってもらえるように継続していくこと、だと思っています。

そんな僕の投稿を見て頂いた上に「いいね」や「シェア/リツイート」などのリアクションまで頂けた暁には感謝し倒します!その場合は、こちらも「いいね」、「シェア/リツイート」の倍返し、いや倍々々返しで感謝を示させて頂きます!!ぜひ、ぜひよろしくお願いします!

最後にはなりますが、

浜松市のイオンモール市野から上島(かみじま)方面に伸び国道152に接続する新たな道路「下石田葵西線道路築造工事」に伴う工事規制情報は

#下石田葵西線」でハッシュタグ検索!

#下石田葵西線」でハッシュタグ検索!

#下石田葵西線」でハッシュタグ検索!

です。

Coming Soon

次回のBlog記事ですが本記事に関連してSNSの他にも以下のツールもうまく使っていただくことで道路状況をあらかじめ確認することができると考えているので、後日詳細を記事にしてご紹介したいと思います。

Coming Soon

GoogleMapの交通状況表示機能

みんなでつくる安全 セーフティマップ(HONDA)

 

また、SNSの利用については以前こんな記事も書いてますのでよろしければぜひ。

中小建設業こそSNSで発信しないと!発信しないのは存在しないのと一緒。

 

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IT業界から建設業界に入って一年。世間の建設業に対するイメージがマイナス寄りのものが多いかなって感じています。このようなマイナスのイメージが野放しで一人歩きして、人から人へ(親から子へ)伝搬されてしまう流れが非常にキケンで、このまま放っておくと建設業をやりたいという若い人なんていなくなると危惧しています。